1970年~

1971年に起こった歯のNEWSや世界・日本のニュース

1971年に日本では、フッ化物に対する基本的見解が発表されています。

国民病となったう蝕に対する対策は、個人衛生の段階ではなく、公衆衛生レベルでの第一次の予防的施策が必要と認識されました。フッ化物の全身的応用法は非常に有益であるという見解も発表されています。

4月には厚生省保険局に歯科医療管理官が設置され、5月には保険医総辞退全国歯科医師大会が開催されています。戦後議員立法でむし歯予防に関する法律の制定を表明されていましたが、具体化することはありませんでした。その後う蝕予防法案制定の推進の決議が採択され、日本歯科医師会ではう蝕予防法制定臨時委員会を設置しています。

またう蝕予防対策推進のための立法に関する答申をとりまとめ、この流れを受け10月に厚生省歯科保健問題懇談会を設置しています。

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