1990年代に入ると歯科医療でも、マイクロスコープを使用した治療の導入を始めました。
マイクロスコープを使用する事によって裸眼では確認できなかった正確な治療をする事ができるようになりました。
マイクロスコープは、最初耳鼻科や眼科で使用されていて、1950年代には脳神経外科、その後、産婦人科や心臓外科でも使用されるようになりました。歯医者でも1990年代に入って使用されるようになったと言っても、普及率からいうと2から3%程度だと言われています。
歯科で普及していかなかった理由としては、機器が高価である事と、それを使いこなすことができる知識と技術を身に付けている医師が少なかったという事が挙げられようです。