1950年から1959年までは日本は目覚ましい経済成長を遂げた時代であり、それと共に海外からのお菓子も色々輸入が始まりました。
それでも一般市民には昔ながらのお菓子が愛されていて、その中でもポン菓子と呼ばれるものは甘くて香ばしいので子供であれば誰でも好んで食べていました。
お米を特殊な機械に入れて膨らませたら、そこに砂糖を溶かした液体をまぶします。そのため食べるときには、手も口もべたべたの状態になりますが、甘くて美味しいので食べることをやめるのが難しいお菓子でした。砂糖がたっぷり含まれた定番のお菓子だったこともあり、子供にとっては虫歯の原因になるようなものでした。
いつも食べ終わったら歯を磨きなさいと両親に言われた思い出を持っている人も多いでしょう。