1987年はバブル前夜といった状況であり、日本人の歯に対する意識にも変化がもたらされた時期でもあります。
アメリカなど欧米諸国からは日本人の歯への意識が低いことが度々指摘されていましたが、この頃から歯の矯正が広く実施されるようになり、余裕のある家庭では子供に矯正をさせる家庭が増えてきた頃でもありました。
巷では赤軍が社会を賑わしており、この年の3月に三井物産マニラ支店長誘拐事件が起こります。
なぜこれが赤軍と関わりがあるのかと言えば、この誘拐事件では身代金が要求されましたが、その身代金に使用されたお札の番号が後に赤軍関係者が使用したお札の番号と一致したことから、影で赤軍が暗躍していたことが後に明らかとなったのです。