1980年代の歯科治療には、虫歯治療の際にアマルガムと言う金属がよく使われていました。
歯科修復材として使いやすく、安価であり頻繁に使用されていたのです。アマルガムの中には、銀と銅とニッケル、更には水銀が含まれています。この水銀に関しては健康上の懸念があり、現在では安全性のためほとんど使われなくなりました。
唾液の電解質による腐食や、金属アレルギー発症の原因の可能性も挙げられています。アマルガムに代わって広く使われるようになったのが、金銀パラジウム合金です。また、レジンやセラミック、ハイブリッドの物など審美的に優れている物などがあります。
1980年代の歯科治療では初期の虫歯を発見し、削って拡大を防ぐことを最善の策としていました。